フィギュアの事なら、おまかせ! (特に美少女フィギュア)
こんにちは、森の店長です。
みなさんには【思い出の品】がありますか?
色々なものがあると思いますが
店長にも【思い出のフィギュア】があります。
グッドスマイルカンパニー製
『ブラック★ロックシューター』
特に、こいつの思い出は感慨深いです・・・
発売が始まってすぐの頃、
帰省の途中で立ち寄った大阪(日本橋)にて
新品で購入しました。
他も「ホイホイさん」のプラキットとか
両手一杯にフィギュア満載の袋を掲げて
ほくほく顔で、田舎に帰る予定でした。
そして、地元に向けたバスに乗るために
新大阪駅の駐車場を歩いていたところ
車に轢かれました。
ドヨォォ─(lll-ω- )─ォォン
きちんと左右を確認した上で
信号機のない横断歩道を渡ろうとして
右側からバックしてきた業務用ワンボックスに
右頬を強打されて
ブッ倒れました。
ショボ━(´・ω・`)━ン
タイトルの
【気がつけば、空を見ていた】というのは
フィギュアの出来映えの良さに感動で空を仰いだ
とか、そういうのではなく
痛む顔面と、冷たい地面を感じながら
(・・・なぜ、空がみえる?)
と放心状態で疑問を抱いていた時のことを
指し示します。
「大丈夫ですかッ!? 大丈夫ですかッ!?」
と焦るドライバーに引き起こされながら
「いや、大丈夫ッス。大丈夫ッス・・・」
としか返答できない自分。
そして、「自分が車に吹っ飛ばされた」と
徐々に状況が分かり始める。
すると、裂けた袋と、転がるフィギュアの箱が
目に入ってくるわけです。
(ないわー。
美少女フィギュアの箱を
まき散らして死ぬとかないわー)
とか思う余裕は一切なく
(新品で買ったブラックロックシューターの箱が
潰れとるやんけ!)
としか考えられませんでした。
色々な理由で頭が働かない中、
邪魔にならないよう
道路に転がったフィギュアを拾い集める。
自分: 「名前と電話番号は?」
相手: 「名前は○○で、電話番号は○○です!」
自分: 「俺が悪かったんスか?」
相手: 「い、いえ・・・自分の後方不注意です」
右頬が膨れあがって、思考回路もままならない。
相手: 「こういうのって、高いんですよね・・・」
自分: 「まぁ・・・」
相手: 「弁償します」
※当たり前です。
相手: 「あの、救急車呼びましょう」
自分: 「いや、いいです」
相手: 「え?」
自分: 「バスあと30分で出るんで」
※間違っています。
年一回の帰省タイミングだったので、
警察呼んだり、病院行ったりしてたら
◆バス代が無駄になる
◆帰省もできない
◆あとの予定も消化できない
といった状況だったので、
バスに乗って帰りました。
※よい子は真似しないでね。
その後、顔が腫れ上がって痛かったものの
何ら異常もなく、回復しました。
ボクサーの右ストレートくらったら、
こんな感じなんだろうなぁ、と
今では笑える思い出です。
運よく、ドライバーの人も良心があったので
切れたウォレットチェーンの代金とか
最低限の金額を弁償してくれました。
でも、これは本当にダメなパターンです。
交通事故にあって、
◆自分で判断が行える場合、すぐに警察を呼ぶ
◆自分で判断が行えない場合、誰か助けを呼ぶ
これが重要になってきます。
警察に連絡して、事故の記録をとってもらわない事には
保険の支払い、損害賠償の請求などできません。
加害者の「名前・電話番号」を控えていても
事故が起きたという証明がない場合、
向こうが「知らない」と言ってしまえば、それまで。
要注意。
脱線しましたが、
その時、ブラックロックシューターは
2体買っていました。
1体は展示していますが
1体は箱が潰れた新品状態でまだあります。
状態的にも、思い出的にも
これだけは売れんなぁ、と思っています。
ではでは。