岡山のフィギュア特化型専門店 (通販も運営)
Forest のブログへ ようこそ! 森の店長です。
“人生で最も長く使い続けている物は何?”
と尋ねられたら、
Microsoft
【Trackball Explorer】
と即答します。
マイクロソフトマウスの最高モデル。
右手専用・ひとさし指型トラックボールの
最終到達域。
新品で購入してから、はや12年。
毎日毎日 数時間使い続けて、
最早 自分の手の一部と化したマウスです。
(もう、これが無い生活など考えられない)
トラックボールは
「人差し指型」
「親指型」
の二つに大きく分かれ、
「利き手専用(右or左)」
「左右対象」
モデルが存在します。
トラックボールを手にしたユーザーは
最初に買ったモデルに慣れ親しんだ場合
間違いなく その形に傾倒します。
(それは、さながら 生まれたての雛鳥が
自分と姿がまるで違う生き物を親と信じ込む様に)
本記事の主役である
Mirosoft Trackball Explorer (略:MTE)は
特にヘビィ愛好者がいることで知られる名機ですが
絶版してかなりの年数が経過しました。
理由は、
トラックボールを支える三つの支点パーツが鉄製で
時間経過と共にパーツが削れる
という不具合があり
メーカーからも、ユーザーからも
欠陥商品と見なされたためです。
(2mmの支点パーツが
半球から平面に削られると、
ボールの動きが、かなり重くなる)
そのため、MTE使い達は
◆支点パーツを強度の高い人工ルビーに交換
◆ボールをコンパウンドで研磨後、フッ素スプレーでコーティング
といった涙ぐましい努力をして
己の愛機の寿命を延ばしています。
ですが、
いくら人工ルビーの方が強度が高いといっても
物質である以上、消耗は避けられません。
そしてマイクロソフトが
「トラックボール作るのや~めた」 と
完全に匙を投げてから というもの
愛好家達はゾンビの如く
MTEとほぼ同一の代替機を求め
現世を彷徨い続けているのです。
そして昨年、2015年12月
一筋の希望の光が差しました。
ELECOM製 DEFT
M-DT2URBK
※有線。別に無線モデルあり。
かなり近い型式が発売された事で、
こぞってMTE使い達が、買い求めました。
そして結果
MTE使いのレビューが
真っ向から二つに割れる事態に・・・
代替機として
◆使える派
◆使えない派
しかし、使えないというユーザーがいても
自分としてはどうなのか?
正直、触ってみないことには
個人として判断がつかない・・・・
という訳で、
わざわざ使用感を確かめるため
先日、岡山駅前のビッグカメラまで行ったのに
【展示モデルがない】という意味のなさ。
(往復4時間返せ)
アホほど大量に汎用マウスの見本はあるのに
トラックボール商品も売ってあるのに、
肝心の 「“お触りOK” の DEFT」なし。
というか、トラックボールの見本一切なし。
通常マウスとは比較にならないほど
トラックボールマウスの使用感の確認は
重要なんですが・・・・
そこん所の “気遣いの無さ”が 酷いと思います。
(実店舗の意味がない)
とりあえず、
レビューで確認できているのは
トラックボールエクスプローラーと比較して
◆全体的なサイズが小さい
◆玉が小さい
◆本体が軽い
という事です。
MTEの長所は
◆ 大玉で回しやすく、操作性が高い
◆ 全体サイズが大きく、フィット感が凄い
◆重さが丁度良く、本体が固定される
という点
レビューを見る限りは
総合評価: 今一歩及ばず
(だたし、限りなく おしい)
といった所です。
ただ、10年以上経って
ようやくDEFTという近似品が発売された事もあり
「買い溜めを推奨」するユーザーさんもいるようです。
確かに、
MTEのストックを買っておかなかった事ほど
後悔している事案はありません。
(可能なら10年に1個交換。
10個持っていても良かった・・・)
試しに買ってみるか自分はずっと悩んでいます。
一番良いのは迷わず買う事なのでしょうが
財政難が・・・
とにかく
トラックボールの利便性を知ってしまうと
二度と汎用マウスには戻れません
PC環境を快適にしたい方にはオススメです。
(勿論、ゲーマーには全く向きませんが)
ではでは。