ものにもよりますが、
実は塗装済完成フィギュアというのは、結構パーツが余るものです。
それはキャラによって色んなポーズができるように
表情が違う顔パーツ、掌・拳パーツ、服が違う胴パーツ、
その他付属品などが入っているからです。
そういうものは交換式なので、まず全部は使えません。
正直なところ、一回組み付けてしまったら
定期的に別のポーズに組み替える人は稀だと思います。
だから余ったパーツというのはゴミに等しいわけなのですが……
店長のようにフィギュアが1000体オーバーとなってくると
その不要パーツがわさわさとあります。
だから、それを有効活用することを先日思い立って
現在、試行錯誤を重ねながら色々やっている訳です。
単純に
【頭】+【胴】+【左腕】+【右腕】+【左足】+【右足】=人型
という図式ですから、全て揃えばフィギュア一体分ができることになります。
そういえばこんな話が“金田一少年の事件簿”の初期話でありましたね。
ただ、難関なのが【足パーツ】
腕の交換パーツがあるフィギュアは腐るほどありますが
足を交換するようなフィギュアを自分は4つしか知りません。 (2015年4月時点)
※自立するフィギュアは足が基軸なので、足の交換なんて普通あり得ない。
ならばどうするのか?
人なら無理ですが、フィギュアにはそれを成り立たせる術があります。
【胸像】という名の逃げ道が!
なので、店長は全力で要らんパーツで胸像を組立中。
本日紹介するのは完全に初級編。
ただ胴パーツに頭のっけただけの手抜き品。
しかし、この組み合わせはヤバい。
◎ レシピ
【頭】 POP ドフラミンゴ
【胴】 POP ルフィ
・・・
どうでしょうか?
個人的な感想は
「こんなむかつくフィギュア見た事ない!」
表情と腕のポーズ、顔の角度。
全てがむかつく方向に収束していっています。
台詞を付けるなら
「オラ!かかってこいや!」
もしくは
「ばっちこぉい!」
でしょうか。
これは店舗の入口に設置確定。
※芸術的までに、ムカつくから。
こんな感じで出来たキメラ胸像をたまにお伝えしたいと思います。
次回更新は未定ですが、
今回のものとは手間の掛けようが違う力作が続々と完成しております。
ではでは