こんにちは。

“HUNTER×HUNTER”好きの 森の店長です。

 

作中に名台詞は数多く存在しますが、自分が一番好きなのは、

第8巻でクラピカが雇い主による採用試験を受ける寸前のさり気ない確信。

 

“コレクターは常に2つのものを欲している。

一つはより珍しく貴重なアイテム。

もう一つは自分の収集成果(コレクション)を自慢できる理解者(なかま)”

 

これ、揺るぎようのない真理なんですよね。

初めて目にした頃から、10年以上ずっと思っています。

 

さらりとした台詞で簡潔に物事を伝えられる 冨樫義博 先生のセンスは凄いと思います。

 

昨日、TV番組の収録を終え、ようやく寝不足から回復しましたが

冴えた頭で振り返ってみると、ぶっちゃけ、コレクター冥利に尽きない収録でした。

 

番組にケチをつけている訳では一切ないんです。

収録も面白くて、出演者の方やスタッフさんの皆さん、丁寧で優しかったですよ。

 

ただ、芸人さんは“ネタ”(話を広げやすいもの)に反応する & 最近のゲーム、アニメに詳しくない

という条件が前提にあったため、フォーカスされたのは

◆一番の高額商品

◆ルパン三世といった有名作品のプライズ品

◆そんなに価値のない500円のトレーディングフィギュア

という、ラインナップだったので、収集家としては寂しいものだなぁ・・・と。

 

昨今のフィギュア業界 黎明期から作品を追いかけている身としては

実際、口に出して言いたいことは色々とあるわけですよ。

 

スケールフィギュアは主に「今が旬」というアニメ・ゲーム作品と連動して企画&発売されるので

作品群は世間一般の流れを汲んでいます。

 

なので、「作品を知らない」と言われても、

それこそ「それは知らん」と言う他ありません。

 

当店は販売作品をほぼ全て把握した上で、集めに集め抜いているので

2000年以降の日本美少女フィギュア業界における“マスターピース”は、ほぼ揃っている訳です。

他にも男キャラは勿論、デザイナーズトイとか、ニッチなところにも手を出してね。

 

しかも、フィギュア以外にも自身が好きなファッションブランドの一品が随所に忍ばせてあります。

例に挙げると

・bape

・beams

・roen

・Hysteric glamour

・BOUNTY HUNTER

・SAMANTHA KINGZ

などなどなど。

 

他にも希少性を言い出したらキリがないわけです。

「これはイベント限定品、通販なしで50体限定。 あれなんか製造数5体のみです。これは一点ものですね」

「あれは抽選販売で150体限定。それは抽選100体限定。オークションとか使って3体購入しました」

「こいつは一番くじのラストワンですね。あっちダブルチャンスで抽選100体。こっちはセガのWラッキーで抽選50体」

「カラー展開が、流通店舗限定だったり、メーカー通販限定だったりして面白いんですよ」

「これなんかメーカーが潰れて、再販なしで定価の三倍ですね」

 

収録で無難な回答を口にしつつ、内心ではそんな事を思いながら

(あ、やっぱり、自分は“同好の友”が欲しいんだな)と改めて感じたわけです。

 

つまり “収集家同士の横の繋がり

 

クラピカの言葉をあえて借りるなら

反吐の出る欲望を比べ合う下衆共の交友録” を作りたいわけです。

ゲス的にね。

 

「田舎に何故こんな店を作ったの?」とはよく訊かれますが

【視覚鑑賞品の収集が死ぬほど好きで、蒜山を“LOVE”しているから】というのが答えです。

 

フィギュアの他にも、本、ポスター、ポストカード、ぬいぐるみ、缶バッチ&ピンバッジ、

下敷き、DVDにブルーレイ、果ては家具に食器まで集めています。

自称「蒐集家」の名は伊達じゃありません。

( “蒐集(しゅうしゅう)”という字には鬼という字が含まれていますが、正に鬼が宿っているわけです。

最早、これは“業”のレベルです。 )

 

元々溢れかえるほど集めていて、店を始めると決めてからタガが外れて

現状では意地になって集めて、今の今。

フィギュアに人生を賭けています。

 

生まれ育った蒜山が好きだったので、蒜山に店を作り

「蒜山に貢献できれば」と考えていましたが、

今は心の底からどうでもいいです。

 

蒜山の人は、ほぼ来ないんですよねぇ。

「今度、伺いますね」という社交辞令は聞くんですが、

言ったけど、来なかった人は全て覚えていますよ。性格悪いので。

 

なんやら周辺地域では、店&店長の悪評が一人歩きしているようです。

曰く、「展示品がエロい」

曰く、「工事金額を下げてくれと交渉しておいて、施工後は苦情ばかり言ってくる」

 

フィギュアの衣装については否定はしません。

店長、特に水着の女性フィギュアが好きですし、

鑑賞品として優れていたら、小学生向きの玩具から成人指定作品まで

対象年齢問わず片っ端から集めている無節操ぶりですから。

 

工事については、事前の値下げ交渉して、不備を指摘しただけなんですね。

施工三日目で配管が錆びるようなヘボ工事したら、普通誰でも指摘すると思うんですが。

悪徳電気屋の欠陥工事については論外です。

(契約書交わさず、施工内容も決まっていないのに、勝手に工事始めるような奴らは頭がおかしい)

 

人の噂は無責任に一人歩きしますが、

愚を愚とも思わず繰り返すダラズ(山陰の方言で“愚か者”)には、

聞こえずとも、ここでこう言っておきます。

「どう思われようが構わんし、事実は変わらん」

 

テレビ収録を終えて確信しましたが、

自分はきっと【興味の無い人に来られても、何一つとして嬉しくない】んですよ。

 

別に “フィギュアに詳しい人だけに来てほしい” とかいう傲慢発言じゃなく

こっちから懇願して

「お願いします。お金がないんです。

興味なくてもいいんで、どうか当店に来てください!是非!是非!」

といった、売り込みをするとか一切考えていないといった意味合いです。

 

漫画やゲームを知らなくても

「ちょっと面白そう」と少しでも思ってくれた人に、来てほしいと自分は思います。

 

店を始めた時から、【やりたい事をやりたいようにやる】と強く決めています。

 

簡単だと思いますか?

これがなかなか難しい・・・

でも試さずにはいられないんですね。

 

いわば、Forest は人生をかけた実験場です。

【人はやりたい事をやりたいようにやって、生きられるのか?】と一回ぽっきりの試験中。

 

「Forest の 湯槙です」

そう名乗れることが現在は誇りです。

道半ばで散ろうとも悔いなきよう、これから店を運営してきます。

 

まぁ、【お宝は秘境にある】というのが世界の常識です。

田舎にお宝を探しに来てみてください。

ではでは。

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