こんにちは。森の店長です。
~前回までのあらすじ~
運良くローカルテレビへの出演が決まり、
一気にスターダムへと駆け上がるように思えたForest。
しかし、現実は甘くない。
“テレビ放送翌週に客がゼロ”という現実に対面した時、
森の店長はダークサイドに墜ちた。
「俺のMADが目覚めた」
謎の言葉を放ち、森の店長は社会に対して決闘を開始する。
「“良識”を生け贄にして、トラップカード:【クレジット】×4を同時に発動。 フル・ドライブ!!」
怒りの鬼と化した店長。
その瞳には復讐に赤く燃えていた。
ネットショップで、
リサイクルショップの実店舗で
圧倒的なまでの火力で全てをなぎ払ったソレが現実に立ち戻った時、
彼は残高1万円の通帳に278万円の請求が訪れることを知る。
破滅の日まで、残りウン十日。
(もう、この手段しかない・・・)
森の店長は一つの決断をする。
それは-
~ここまでが、前回までのお話~
ここから今回のお話。
キュゥべえ :
「僕は君の願いを何でも一つ叶えてあげる。
だから、僕と契約して魔法少女になってよ」
?:
「いいだろう・・・魂をくれてやる」
キュゥべえ :
「!?」
?:
「俺の要求はたった一つ」
ゴルゴ (森の店長):
「278万円を振り込んでもらおう。報酬は“ゆうちょ銀行”に頼む」
キュゥべえ :
「あ、いや・・・魔法“少女”–」
ゴルゴ (森の店長):
「報酬は、“ゆうちょ銀行”に頼む!」
キュゥべえ :
(・・・訳が分からないよ・・・)
キュゥべえ :
「僕の契約はエントロピーの蒐集効率の高い“少女”相手に限定しているから」
キュゥべえ :
「君の要望には応えられない。」
キュゥべえ :
「だから選択肢なんてない」
ゴルゴ (森の店長):
「スイス銀行は駄目だ! “ゆうちょ銀行”に頼む!」
キュゥべえ :
(・・・その反応は理不尽だ・・・)
ゴルゴ (森の店長):
「金がない・・・。
魂を売る以外にない」
キュゥべえ :
「いや、フィギュア売れ」
ゴルゴ (森の店長):
「!?」
キュゥべえ :
「嫌でも、ヤフオクで売れ」
ゴルゴ (森の店長):
「!?」
キュゥべえ :
「とっとと売れ」
ゴルゴ (森の店長):
「!?」
キュゥべえ :
「人間はどうして“所有権”の在り処に拘るんだい?」
キュゥべえ :
「金がないんだろう? 売ればいいじゃないか」
キュゥべえ :
「叶えたい望みがあるなら、僕が力になってあげられるよ」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
ゴルゴ (森の店長):
「いいだろう。フィギュアを売ろう・・・。俺の大事な大事なフィギュア達を・・・」
キュゥべえ :
「そうかい? 良かったよ」 (これでもう安全だ)
ゴルゴ (森の店長):
「ただし・・・」
ゴルゴ (森の店長):
「売るのは“貴様からだ!”」
キュゥべえ :
「!?」
完!
※この物語は、全てノンフィクションです。
グッドスマイルカンパニー製
キュゥべえ 1/1スケール
箱の状態破損。
しっぽの台座欠損。
近々、売りに出します。
(気が変わるかもしれませんが。)
あと、ブログ二回も更新できるほど時間がない事が発覚したので、一回更新に戻します。
(時間に余裕が出来た時に変更かけます)
本当に金欠がやばいので、どうにかしたいと思います。
ではでは。